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メイクアップアドバイザーの伊早坂美裕です。すっぴんよりも気合を入れてメイクをした方が、なんだか老けて見える…。このような経験をしたことがある方、大人世代には多いと思います。一般的に、厚塗りのベースメイクや、濃いアイブロウメイクが原因に挙げられますが、実は、チークも重要なポイントなんです。そこで今回は、塗り方を変えるだけでー5歳見えが叶う、若く見えるチークの塗り方ポイント3選をご紹介します。

チークで若々しい印象に見せるためには、チークの質感とブラシ選びが重要です。粉質の粗いチークや、マットすぎるチークは、粉っぽい印象になりやすく、老け見えの原因になります。
また、ラメやパール感の強いチークは、小じわや毛穴を目立たせてしまいます。肌のハリ感を演出してくれる、ほんのりツヤを感じる、しっとりした粉質のチークを選ぶようにしましょう。
付属のチークブラシを使用している方も多いと思いますが、ブラシが小さいと、一ヶ所にぼてっと粉が付いてしまい、ムラになりやすいので、チークが苦手な方ほど、チークブラシを活用するようにしましょう。毛足が長く、柔らかいブラシを選ぶと、ふんわりとチークが付くので失敗しにくいです。

チークは塗る位置によって、たるんだ印象にも、リフトアップした印象にも見えるので、塗る前に位置をしっかり確認しましょう。まず基準となるのが、笑ったときに頬が一番高くなる箇所です。
骨格や筋肉、脂肪の付き方によって、位置は若干変わりますが、小鼻と耳の中央を結んだラインと、目尻側の黒目の縁から下に引いたラインが交差するポイントが目安になります。
ただし、年齢を重ねるとともに、このチークポイントがどんどん下に下がってくるので、実際のポイントよりも少し上を基準にしてみましょう。昨今はチークを上寄りにのせるのがトレンドなので、垢抜けた印象にも見せることができます。
次に、チークがついてはいけない箇所を確認しましょう。目頭側の黒目のラインより内側と、小鼻から頬骨に沿って横に引いたラインより下にはNGです。また、ほうれい線にチークが被ってしまうと、ほうれい線を濃く見せてしまうので気を付けましょう。

まずは、ブラシにチークを取ったら、ティッシュの上でチークをブラシに均等になじませます。最初にブラシを置いたところが一番濃くなるので、先ほど確認した、ポイントにブラシを置きましょう。
その後、ぼんやりしたハート型を意識しながらチークを広げます。発色が足りないと感じたら、同じ工程を繰り返しましょう。その後、チークを付け足さずにブラシに残ったものを、こめかみにのせます。
こうすることで、年齢を重ねるとともに気になってくる、こめかみの凹みをカバーすることができます。さらに、最後に鼻にもふわっとのせましょう。こめかみと鼻は、ついているかわからない程度で大丈夫です。
やる意味があるの?と思うかもしれませんが、メイクに統一感が出て、顔全体の血色感もアップするので、若々しい印象に見せることができますよ!
・ジュ コントゥラスト 44/シャネル
・フラットラウンドチークブラシ156/メイクアップフォーエバー
いかがでしたか?塗り方を変えるだけでー5歳見えが叶う、若く見えるチークの塗り方ポイント3選をご紹介しました。塗り方を変えるだけで、見た目印象がグッと若々しくなるので、ぜひ実践してみてくださいね!


この記事のライター
メイクアップアドバイザー
伊早坂美裕
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美容ライター・メイクアップアドバイザー・日本フェイシャルケア協会認定エステティシャン。スキンケアからメイクまで、キレイになるための幅広い知識を活かし様々な媒体で執筆。自身が運営するブログサイト「Precious muse」では、厳選したアイテムの紹介や、美肌を育むためのこだわりの美容法を発信している。
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