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こんにちは。富裕層向けの隠れ家サロンでエステティシャンとして勤めてきた美容家の中村菜月です。美的感度が高いお客様は、顔だけでなく首やデコルテまでがスキンケアと捉えている方が多い印象です。そこで今回は、スキンケアのついでにできる首のセルフエステ方法をご紹介します。
サロンで行ってきたエステ技術を家庭版にアレンジしてご紹介しますので、ぜひ毎日のケアに取り入れてみてください。
首のサイドにある、耳の後ろから鎖骨にかけての長く細い筋肉、それが胸鎖乳突筋です。まずは、この筋肉をマッサージしていきます。
①耳の反対側の手を使って、耳の後ろのあたりに手のひらの根元を置きます。

②首をやさしくつかむようにして、手のひらの根元で軽く圧を加えます。

③圧を加えた後は、ゆっくり力を緩めつつ、手を下に移動させてください。耳の後ろから鎖骨までマッサージをします。

胸鎖乳突筋をマッサージすることで、血行が促されて顔色が明るくなったり、むくみやリフトアップ効果も期待できます!また、パソコンやスマホを見ることが多い人は定期的にマッサージを行うことで姿勢の改善にも繋がりますよ。

手のひらを広げて、あごの下から胸の上部にかけて、首をなでるようにしてリンパの流れをよくします。左右の手を交互に使いながら、ゆっくりと撫でていきましょう。
最後に、首のストレッチを行います。
①両手を胸の前で重ね合わせ、デコルテに軽く置きます。顔をゆっくりと天井に向けて、首の前側を伸ばしましょう。
②右手を左の鎖骨の上に置きます。顔を右斜め上に向けて、ゆっくり首を伸ばしていきます。この動きで左側の首の筋肉(胸鎖乳突筋)を特に伸ばすことができます。

③左手を右の鎖骨に当て、顔を左斜め上に向けてストレッチします。右側の首の筋肉を伸ばしましょう。

このストレッチを行うことで、首の筋肉をほぐし、首や肩のコリを軽減する効果が期待できます。
首は年齢を表す部分であるにも関わらず、日常のケアで見過ごされがちです。そのため、普段のスキンケアに首のケアを加えることが大切です。少しずつでも良いので、このケアを取り入れてみてください。
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この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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