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メイクは本来自分らしさを表現するものであり、正解も不正解もありません。
けれど恋活や婚活といった“出会いの場”では、相手からどう見えるかという視点も大切なポイントになります。
特に「セクシーさ」を意識しすぎたメイクは、男性にとって“強すぎる印象”となり、時に「距離を置きたい」と思わせてしまうことも。
今回は、メンタル心理カウンセラーでもある時短美容家・並木まきが、40代女性が無意識のうちにやってしまいがちな“セクシー過剰メイク”について、男性の本音を交えながらお話しします。
今は韓国コスメを中心に、プチプラのファンデーションでも「ツヤツヤ仕上げ」のものが主流に。乾きがちに見える40代の肌も、たったひと塗りで「つやっつや!」と叫びたくなるほどの美しいツヤ感が得られるものも増えてきました。
しかしツヤ感は度を超えると「テカリ」と同じくらいに不自然な印象を与えがち。特に男性目線では素肌感がないベースメイクに対して、厚化粧と捉える傾向もあります。
「隠しすぎ」「盛りすぎ」などのイメージにもつながりやすく、出会いの場では派手なイメージが強まることも…。
本来の肌の質感がわからなくなるレベルのツヤ肌は、女性目線では美しくても男性目線だと違和感を覚えやすい面も否めません。
ピッカピカのツヤ肌はトレンドでもあるけれど、清潔感のある仕上げを死守していきましょう◎。
ここ数年、ピリピリ感とともに唇をぷっくりと見せるリッププランパーも人気です。若い頃よりも口もとが萎んだように見えやすい40代にとって、塗るだけでふっくらリップに見えやすいプランパーは、ここぞ!なシーンでの勝負コスメとしても重宝しますよね。
しかし唇を大きく見せようとしているオーバーリップや、過剰なテカリを感じるグロスメイクは、男性目線だと過剰な誘惑をイメージする場合もあるので、要注意なのです。
唇は性的な魅力を象徴する典型的なパーツでもあるだけに、濃い発色かつツヤツヤ(テカテカとも言う)のリップは、強めな自己主張や性的なメッセージと受けとりやすい面もあります。
出会いの場では“前のめり”な印象を強めやすいために、プランパー効果を狙うなら“ほどほど”がベストかもしれません。
メイクは自分を表現する手段でもあるので、基本的にはどんな装いをしようと本人の自由。しかし出会いの場においては、場所や時間帯などの場面によっても「過剰にセクシー」「盛りすぎ」などの感想から、ふしだらな印象や異性関係に軽そうなムードを醸すきっかけにもなりえます。
異性関係に奔放すぎるイメージはマイナスに働きがちなだけに、TPOに応じて周囲に誤解を招かないメイクを心がけることも、大人のマナーと言えそうです。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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