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「自炊や弁当生活を無理なく続けていく」ことを実現するには、乾物や常備菜を切り離して考えることができません。 毎回いちから買い出しをして作り始めると、時間もかかるし調理も大変で嫌になってしまいますよね。今回はシンプルで簡単な常備菜をご紹介します。多めに作って大切な時間を無駄なく使えるようにしましょう。

切り干し大根(乾物)  40g
人参  100g
油揚げ  1枚
白胡麻  大匙5
切り干し大根の戻し汁  大匙3
薄口醤油  大匙1
味醂  大匙1
1.切り干し大根が浸かる程度の少ない水をボールに入れ7~10分戻す。切り干し大根を取り出して軽く絞り、食べやすい長さにカットする。油揚げと人参は千切りにする。
2.フライパンに油をひいて、油揚げと人参を炒める。人参がしんなりしてきたら一旦ボールに取り出す。再度フライパンに油をひいて、切干し大根に油なじませるように炒める。切り干し大根の戻し汁と調味料を全て入れて、からりとするまで炒める。
3.フライパンに油揚げと人参を入れて、軽く炒め合わせる。火を止めてから半ずりにした胡麻を加える。
ひじき(乾物)  30g
小松菜またはちんげん菜  1袋
黒胡麻  大匙5
出汁  大匙3
濃口醤油  大匙1.5
砂糖  小匙2
1.乾燥ひじきをお湯で10分ほど戻す(お湯を使うと早く戻り楽)。小松菜は葉の部分は細くカットし、根に近い部分は3センチ程にぶつ切りする。
2.フライパンに油をひいて、小松菜をさっと炒め、分量外の塩ふたつまみ(小匙1/8程度)をふり、一旦ボールに取り出す。
再度フライパンに胡麻油をひいて、ひじきに油をなじませるように炒める。
3.全ての調味料と出汁をフライパンに入れて、煮汁を飛ばしながら強めの火で炒める。煮汁がほぼなくなったら、火を弱めにしからりとするまでさらに炒める。
小松菜と半ずりにした黒胡麻を加えて和えて軽く炒め合わせる。

かぶ(ラディッシュやみょうがでもOK)  200g
うずらのゆで卵  10個
赤梅酢  大匙4
出汁(なければ水でも可)  大匙4
1.かぶに泥がついていれば洗い流す。お好みの大きさにカットする。袋に全ての材料を入れて、6時間以上漬ける。
乾燥杏  15枚
水  400cc
砂糖  大匙2
お好みのリキュール  適量
1.杏と水と砂糖を小鍋に入れて、弱火で20~30分煮る。杏がひとまわり大きく膨らみ柔らかくなるまで煮込む。(途中杏が煮汁から頭を出してきたら、差し水をしてひたひた以上を保つ。)
2.香りづけにリキュールをたらす。(オレンジキュラソーやラム酒は果物と相性が良い。)さらに半日ほどおくとあんずの中まで柔らかく、とろけるような食感になり美味しい。
ブロッコリー(カリフラワーでもOK)  1株
ちりめんじゃこ  1/2カップ
薄口醤油  小匙1/2
1.ブロッコリーは食べやすい大きさにカットする。茎の部分は硬い皮を剥き、柔らかい中の部分を薄切りにする。
2.フライパンに再度油をひいて、じゃこがカリッとしてくるまで強めの火で炒める。ブロッコリーをフライパンに入れて、軽く炒め合わせたら、薄口醤油を焦がすように鍋肌に入れて、醤油の香りを加える。

砂肝  400g
塩  4g(砂肝の1%)
生姜  20g
黒胡椒  小匙1/4
1.砂肝を2等分にし、中央に切り込みを入れて、火が入りやすくする。塩と生姜をすりおろして砂肝に揉み込む。
2.フライパンに油をひいて、中火で砂肝の表面を焼く。分量外の酒大匙2を入れて、蓋をして中火で3分蒸し焼きにする。
3.酒がフライパンに残って入れば、強めの火で水分がほぼなくなるまで炒める。最後に黒胡椒を加えて和える。
カメラマン/久保寺誠
この記事のライター
天池航輔
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幼少期は北陸・富山の自然豊かな環境で過ごし、料理好きな母親の家庭料理や北陸の郷土料理を食べて育つ。大学入学後より様々な料理を作り始めるようになり、大学卒業後も会社員として働きながら独学で料理を学ぶ。 会社を退職後、料理教室の主宰を主軸としてケータリングやブログ活動も行い、料理研究家の活動を開始する。 幼少期の影響もあり、天然素材や無添加で食材の持ち味を生かす自然派の料理を好み、家庭で手作りできるものを幅広く提案する。
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