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料理研究家・調理師・食育インストラクター・野菜ソムリエのsachiです。ビールのおつまみとして定番の枝豆ですが、ちょっとひと工夫した作り置きにしておくと、止まらない美味しさで絶品なんです。今回は、今が旬の枝豆を使った作り置きのレシピをご紹介します。
ビールのおつまみとして定番の枝豆ですが、ちょっとひと工夫した作り置きにしておくと、止まらない美味しさの絶品副菜に。
今回は、今が旬の枝豆を使った作り置きのレシピをご紹介します。
枝豆は、未熟な大豆を収穫したもの。大豆の良い所(良質なタンパク質や脂肪、ビタミンE、食物繊維)と、緑黄色野菜の良い所(カロテン、ビタミンC、カリウムなどを豊富に含む)を兼ね備えた、健康野菜です。
枝豆は、糖質を分解するのに欠かせないビタミンB1を豊富に含むので、新陳代謝を活発にして夏バテを防ぎます。アルコールの分解も促進するので、悪酔いを軽減したり、肝臓を守る働きも。お酒のおつまみに枝豆という組み合わせは、理にかなっているんですよね。
おつまみだけじゃなく、ダイエット中のおやつとしても人気がある枝豆ですが、今回は、塩茹でした枝豆にひと工夫!漬けだれに漬けるだけで止まらない美味しさになる、美味しい作り置きをご紹介します。
作り方はとっても簡単!両端を切って塩茹でした枝豆を保存瓶に入れ、漬けだれを注いで、冷蔵庫で寝かせるだけです。
枝豆 1袋(250g)
塩 大さじ1杯
■漬けだれ
醤油 50ml
みりん 50ml
にんにく(すりおろし) 1欠片分
胡麻油 大さじ1杯
砂糖 小さじ1杯
赤唐辛子(小口切り) 1本分
水 100ml
・にんにくはすりおろしておきます。にんにくチューブを約小さじ1杯(2〜3cm)使用してもOKです。
・赤唐辛子は、種を除いて小口切りにしておきます。
・保存瓶は、あらかじめ煮沸消毒しておきます。
① 枝豆を流水で洗った後、上下の両端をキッチンバサミ等で切り落とし、塩をまぶして表面のうぶ毛を擦り落とします。
② 鍋に枝豆がひたひたになる量のお湯を沸かし、沸騰したら枝豆を入れ、再び沸騰したら弱火にして3分茹でて、ザルに取って粗熱を取り、保存瓶に入れます。
③ 小鍋に漬けだれの調味料を入れて火にかけ、沸騰したら弱火にし、砂糖を溶かして2〜3分ほど軽く煮詰めます。
④ ③の漬けだれが熱いうちに②の保存瓶に注いで、冷めたらフタをして冷蔵庫で寝かせます。
⑤ 冷蔵庫で一晩から1日ほど寝かせると、味が馴染んで食べ頃になります。
枝豆はうぶ毛が濃く、実が揃って膨らんでいるものを選びましょう。栄養と旨味が抜けやすいので、あれば鮮度が落ちにくい枝付きがオススメです。とうもろこし同様、購入したらすぐ茹でましょう。
今回ご紹介した『枝豆のピリ辛醤油漬け』の保存期間は、冷蔵庫で3〜4日、おつまみはもちろん、お弁当のおかずとしても活用していただけます。
7月から8月にかけては、たくさんの枝豆が出回ります。とっても簡単なのに、止まらない美味しさの『枝豆のピリ辛醤油漬け』を冷蔵庫に作り置きしてみては、いかがでしょうか?
この記事のライター
野菜ソムリエ
sachi
20243
料理研究家・野菜ソムリエ・料理ブロガー(LINE公式ブロガー)・クックパッドレシピエール。レシピ開発、メディア出演・掲載など。健康的で体にもお財布にも優しい、簡単に作れるお料理をブログにて紹介しています。
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