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料理研究家・調理師・食育インストラクター・野菜ソムリエのsachiです。沖縄で親しまれているおやつ「サーターアンダギー」。実はホットケーキミックスを使ったら、失敗知らずでとっても簡単に作れちゃいます。今回は、ホットケーキミックスで作る、サーターアンダギーのレシピをご紹介します。
沖縄で親しまれているおやつ『サーターアンダギー』。実はホットケーキミックスを使ったら、失敗知らずでとっても簡単に作れちゃいます。
サーターアンダギーは沖縄の方言で、『サーター』は砂糖、『アンダ』は油、『アギー』は揚げるという意味で、直訳すると『砂糖の天ぷら』や『砂糖揚げ』になる、砂糖を使った生地を油で揚げた、沖縄の伝統的な揚げ菓子です。
似たお菓子に、中国や台湾で食べられている『開口笑』がありますね。こちらは、揚げる時に生地が割れ、人が口を開いて笑ってるようにみえる事から、『開口笑』と呼ばれています。
この開口笑がサーターアンダギーのルーツ。宮中の料理人が中国に渡り、調理技術を学んで作ったのが、『サーターアンダギー』なので、似たお菓子なのも納得です。
それぞれに独自の作り方があり、『サーターアンダギー』の生地には牛乳を使っていたり、『開口笑』の表面には胡麻をまぶしてあるなどの違いもあります。
今回ご紹介する『サーターアンダギー』は、ホットケーキミックスを使うので、失敗知らず。材料を混ぜて揚げるだけで、とっても簡単に作れちゃいます。
今回は、黒糖を使った黒糖味のサーターアンダギーにしてありますが、白砂糖やきび糖、甜菜糖など、お好みの甘味で作れます。
ホットケーキミックス 150g
卵 1個
黒糖(粉末状) 30g
牛乳 大さじ3杯(45g)
サラダ油 大さじ1杯(12g)
揚げ油 適量
① ボウルに卵を割り入れ、黒糖・牛乳・サラダ油を加えて滑らかに混ぜ合わせます。
② ホットケーキミックスを加え、粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。
③ 揚げ油を150℃に熱しておきます。スプーンを2つ使い、表面を油で濡らして②の生地をすくって丸め、油に落とし入れます。
④ 4〜5分ほど転がしながら揚げ、色付き始めたら160℃に温度を揚げ、きつね色にカラッと揚げます。
※竹串を刺して、生地が付いてこなければ、揚げ上がりです。
⑤ 揚げ上がったらバットに取って、油を切ります。
⑥ お皿にサーターアンダギーを盛り付けたら、完成です。
今回は黒糖で作りましたが、白砂糖で作るプレーン味、紅芋パウダーや抹茶パウダーを練り込んで作る、抹茶味や抹茶味など、いろんなバリエーションも楽しめます。
外はカリッと、中はふんわりとした独特な食感が特徴で、沖縄のソウルフードとして定着している『サーターアンダギー』ですが、おうちでも簡単に作れちゃうので、おやつにしてみては、いかがでしょうか?
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この記事のライター
野菜ソムリエ
sachi
20243
料理研究家・野菜ソムリエ・料理ブロガー(LINE公式ブロガー)・クックパッドレシピエール。レシピ開発、メディア出演・掲載など。健康的で体にもお財布にも優しい、簡単に作れるお料理をブログにて紹介しています。
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