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ひと皿料理は作る側にとって、とてもラクなメニュー。調理も洗い物も少ない手間で済むのは働く女性にとって重要事項のひとつでもあります。さらに、ひと皿料理は男性も大好き!今回ご紹介するたくさんの食材が入っている五目あんかけ焼きそばは、ボリュームもあって旦那さまも満足、私たちの体を温めて疲れも癒してくれます。
中華料理はそもそも体を温める食材が多く使われていることから、温活をしたい人にはオススメです。
今回使っている豚肉、玉ねぎ、人参、チンゲン菜、生姜、ゴマ油はどれも温活食材。これらの栄養素が溶け込んだ「あん」は栄養がつまっています。
これならひと皿料理で手抜きをしちゃった…なんていう罪悪感もなく、家族で食事を楽しめますよ。

片栗粉で「とろみ」をつけた料理は温活の強い味方!とろみがついた料理は保温効果があって冷めにくく、料理のコクも出ます。
野菜スープも最後に片栗粉でとろみをつければ、それだけで温活メニューに一変!
きのこあんを作って豆腐にかける…など、和食メニューにも活用できますね。
あんかけをアレンジして、どんどんレパートリーを増やしていきましょう。

ひと皿料理といえば、炭水化物と肉の組み合わせも多く、栄養が偏ってしまうイメージですよね。そして、女性にとっては、少々重い食事になりがちです。
でも、五目あんかけ焼きそばにすれば、肉と同量、もしくはそれ以上の野菜が入っているので栄養面でも安心!
今回は、焼きそばのレシピにしましたが、もちろんご飯と合わせて「五目あんかけ丼」にしてもOK!
旦那さまのリクエストによってアレンジしてみるのもいいですね。

(麺)
・	焼きそば 2玉
・	ゴマ油 大さじ4
(あん)
・	豚肉 150g
・	シーフードミックス 100g
・	玉ねぎ 1/4個
・	生姜すりおろし(チューブタイプでも可) 大さじ1
・	人参 1/3本
・	チンゲン菜 1束
・	ピーマン 1個
・	うずらの卵 6個
★	鶏ガラスープの素 大さじ1
★	醤油 大さじ1
★	オイスターソース 大さじ1
★	酒 大さじ1
★	砂糖 小さじ1
★	塩 小さじ1/2
★	水 350ml
・	水溶き片栗粉 水と片栗粉各大さじ2
1.(下準備)
うずらの卵は沸騰したお湯で2分半茹でて、殻をむいておく。
豚肉はひと口大にカット、シーフードミックスは水で解凍する。
玉ねぎは薄切り、人参は3cm程の長さの短冊切り、チンゲン菜は3cm幅にカット、ピーマンは乱切りにする。
★はすべて混ぜ合わせておく。片栗粉は同量の水で溶いておく。

2.(焼きそばを焼く)
中火で熱したフライパンに麺を入れて(1玉ずつ)、水分が飛ぶまで軽く炒る。

ゴマ油大さじ1を加えて、麺を押さえつけるようにして焼き、こんがりと焼き目をつける。
片面が焼きあがったら、ゴマ油を更に大さじ1フライパンにひき、反対の面も焼き目をつける。

フライ返しで、4~6等分に分けておくと食べやすい。

3.(あんを作る)
中火で熱したフライパンに、オリーブオイルを大さじ1ひき(分量外)、玉ねぎと生姜のすりおろしを炒める。
玉ねぎがしんなりしてきたら、豚肉とシーフードミックスを加えて炒める。
全体に油が回ったら、人参、チンゲン菜、ピーマンを加えて軽く炒める。
★とうずらの卵を加えて煮立たせたら、弱火にして野菜に火が通るまで煮込む。

一度火を消して、水溶き片栗粉を加えよく混ぜる。
弱火にかけ、1分程温めたら完成。焼きそばにあんをかける。

今回のレシピは、使用する食材を変えても大丈夫!シーフードがなければ、その分お肉を増やしてもいいですし、野菜も冷蔵庫に残っているものを加えればOK!
少し多めに作っておいて冷凍しておけば、会社から帰宅してからの食事もすぐ出来上がるので便利ですよ!
この記事のライター
須賀いづみ
910
化粧品会社に勤めたのち、食と美の可能性に目覚めフードデザイナーに転身。国内外問わず旅行をし、その土地ならでは、その季節ならではの「食」を楽しむことが趣味。レシピ制作/レシピコラムの執筆/撮影スタイリング/地方の食材を使ったイベントプロデュース/飲食店のメニュープロデュース等を行っている。
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