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メイク講師のSAKIです。「とりあえず、色が綺麗に発色しとけばいいでしょ!」と、指でサーっと塗ったり形や質感など気にせず仕上げたりしていませんか?実はアイシャドウの塗り方ひとつで目もとの印象はガラリと変わります。もしかすると、老け見えする塗り方をしてしまっているかも?今回は、老け見えしてしまうNGパターンとOKパターンを詳しく解説していきます!
指を使ってアイシャドウを塗るのはOKですが、指に取る量に注意してください。アイシャドウを指に取ってそのまままぶたに馴染ませるのはNGです。
1箇所に固まってアイシャドウが付いてしまい、ムラの原因になり、べたっと重い印象になってしまいます。指にアイシャドウを取った後は、一旦手の甲やティッシュで量を調節し、少しずつ馴染ませましょう。
さらに、指についたアイシャドウを馴染ませた後は、何もついてない指でボカし、色ムラを整えましょう。後は何度か重ねて好きな濃さに仕上げるといいでしょう。
ブラシを動かす時、ブラシの角度や動かす方向などにも気をつけましょう。まず、ブラシの角度ですが、ブラシをまぶたに対して立てて先端で馴染ませるのはNGです。1箇所に圧がかかり、ムラの原因になりますし、境目をボカすことができず綺麗なグラデーションに仕上がらなくなります。
ブラシはまぶたに対して寝かせて動かしましょう。まつげが生えている根元部分は寝かせると塗りづらいと感じる方もいらっしゃると思うので、ここはややブラシを立ててもOKです。ただし、力を入れず撫でるようにブラシを動かしましょう。
また、ブラシを動かす方向ですが、よくあるNGパターンが「ブラシを横に動かす」パターンです。理想の目の形はアーモンド型。丸みのある形をしているのですが、ブラシをまぶたに対して横に動かすと、アイシャドウが長方形に入り目の形が不自然に見えてしまいます。
常にアーモンド型を意識し、ブラシはまぶたの中央が膨らむように、半円を描くように動かしましょう。
指で塗る際も、ブラシで塗る際も、どちらも「力加減」が大切です。まぶたが引っ張られるほど力を入れると、その部分だけ濃く色が入りムラの原因になります。
また、上手くボカすことができずグラデーションも難しくなります。できるだけ撫でるようにまぶたにアイシャドウを馴染ませ、ふんわりとした質感を演出しましょう。さらにブラシを使う際に気をつけたいのが、ブラシの先端に圧がかかってしまう点です。
先ほどブラシは寝かせて馴染ませましょう。とお伝えしましたが、ブラシを寝かせてもブラシの先端をまぶたに当てていると、結局ブラシを立てて塗る時と同じように境目がクッキリ残ってしまいます。
必ずブラシは「面」を使って均一に当たるように、力を入れずに馴染ませていきましょう。
今回記事内でご紹介したコスメはこちらです。
コスメデコルテ ダズリング ジェム 02
ウェイクメイク ソフトシアーマルチパレット 02
ブラシの動かし方、力加減、馴染ませる方向などアイシャドウを塗る時には気をつけなければならないポイントがたくさんあります。ですが、慣れてくると難しいことはありませんし、テクニック自体も難しいものではありません。
まずは意識するところから始めていくと、自然と若見えする、垢抜けメイクが楽しめるはずです!ぜひ明日のメイクから、実践してみてくださいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュインストラクター
SAKI
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コスメコンシェルジュインストラクター資格保持。メイク講師、フリーの美容ライターとして活動しています。アイメイクアイテムを中心にプチプラからデパコスまで幅広い新作コスメレポや、お悩み別メイクアップ方法などさまざまなコスメの魅力をお伝えしていきたいと思います!
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