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メイク講師のSAKIです。「この眉正解?」なんとなく眉ペンシルやパウダーを使い、なんとなく形を整えて終わる…という方、意外と多いのでは?というのも、眉の形や色を整えるって、とても難しいですよね。ただでさえ時間がかかる場所なのに、垢抜けなんて気にしてられない!という方もいらっしゃるかもしれませんが、付け加えるのではなく「引き算」を正しく覚えれば、眉メイクも時短になりますし、一気に垢抜け眉が完成します。今回は、簡単に垢抜け眉が叶うテクニックをご紹介します。
メイクの勉強をし始めた頃から気をつけているのが「アイブロウペンシル」と「アイブロウパウダー」の使い分けです。元々筆者は眉が濃く毛がしっかりある方ですが、毛の隙間が気になる部分もあります。他にもまだらに生えていて全体的に薄いのが気になっている、という方もいらっしゃるでしょう。
その際、毛の隙間をアイブロウペンシルで埋める方が多いのですが、それだと垢抜け眉は完成しないのです。ペンシルを使う目的は、眉尻の細い線を描く、ガタついた眉のラインを整えるのが主です。毛の隙間を埋めようとペンシルを使うと、全体的に重くベタっとした印象に仕上がります。
毛の隙間は、断然パウダーで埋めるのがおすすめ。細く小さなブラシで毛の隙間を埋めるように馴染ませ、ムラを整えます。スクリューブラシでボカすことで、ふんわりとした自然な質感を演出できます。ペンシルではなくパウダーを使うだけで、今っぽい垢抜け眉が完成します。普段ペンシルを使っていた方は、ぜひパウダーにチェンジしてみてくださいね。
形も綺麗に整ってるし、ムラもなくて均一な眉になってる!なのに垢抜けないのはなぜ?と思っている方は、眉頭に注目してみてください。眉頭が濃くなっていませんか?眉頭が濃くなるだけで、眉の主張が強くなり垢抜けから遠ざかります。筆者は普段、眉頭はわざわざペンシルやパウダーで色を足すことはしません。
まずは眉頭から3mmほど後ろの方から形や色、質感を整え、最後にスクリューブラシを眉頭側に向かって色をボカし、全体の眉を完成させます。眉にもトレンドがありますが、「眉頭は淡く、眉尻は濃く」という基本はどんな眉であれ変わりません。
眉頭にわざわざペンシルやパウダーを馴染ませなくても、ボカすことで自然なグラデーションを作ることができます。眉頭にある程度毛が生えている方は、特に描きすぎには注意しましょう。全体的に毛がなくのっぺりしている、という方は、軽くパウダーを馴染ませる程度でOKです。眉頭はとにかく薄く、を意識して描いてみましょう。
眉の色のグラデーションだけでなく、太さのグラデーションも実はとても大事です!意外と多いNG眉は、「眉山が太い」眉です。本来太くなければならないのが眉頭。眉山の上下のラインが太いと、ボテッとした立体感のない眉に仕上がります。元々眉山が1番太い、という方も実は多いようです。
この場合は眉山の上下の毛は無視してペンシルで形を整え、眉頭が1番太くなるようパウダーで調節しましょう。毛を無視して描くと最初は違和感があるかと思いますが、形やムラが整うと、不思議と無視した毛は目立たなくなり、スッとした繊細な眉に仕上がります。
プロは眉山が下がって見える、極端に細い、という場合のみ眉山にペンシルでラインを描き足します。ある程度太さが揃っている方は、むしろその形のまま描かず、眉頭が一番太くなるよう太さのグラデーションを意識しましょう!
今回記事内でご紹介したコスメはこちらです。
スキューズミー ミゼルエディ パウダリーアイブロウペンシル 03
ケイト アイブロウペンシルZ LB-1
垢抜け眉は、お顔全体の印象もガラリと変えます。ぜひこの記事を参考に、普段の眉メイクをアップデートしてくださいね!
この記事のライター
コスメコンシェルジュインストラクター
SAKI
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コスメコンシェルジュインストラクター資格保持。メイク講師、フリーの美容ライターとして活動しています。アイメイクアイテムを中心にプチプラからデパコスまで幅広い新作コスメレポや、お悩み別メイクアップ方法などさまざまなコスメの魅力をお伝えしていきたいと思います!
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