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メイク講師のSAKIです。アイメイクだけじゃなく、チークやハイライト、シェーディングなど「ぼかし」が必要な箇所が多々あります。あえてパキッとラインを残すメイクもありますが、今っぽく垢抜けた、自然なメイクを楽しみたいなら「ぼかし」のテクニックは重要!特にアイメイクにおけるぼかしテクは、必要不可欠。今回は、「ぼかし」ってどうしたらいいの?というメイク初心者さんや、綺麗なぼかし方が分からない!といった垢抜けメイク迷子さんに向けた簡単なぼかしテクニックをご紹介します。

そもそもなぜメイクで「ぼかし」が必要なのかというと、線が残ると肌との境目がくっきり残り、とても不自然な印象になるからです。シェーディングが一番わかりやすい例ですが、塗ってそのまま境目をぼかさずにいると、当然自然な影には見えません。
やり過ぎ感も残りますし、「メイク途中で終わっちゃったの?」と思われてしまいます。同じようにアイメイクも境目がパキッと残ると立体感のない仕上がりに。また、ベタ塗り感も残るのでまぶたが重苦しい印象になります。
メイクにおいては、しっかりぼかすことで肌色と調和し自然な美しい仕上がりに見えるのです。基本的に、マスカラやアイライン以外はブラシや指でぼかすことがほとんどです。このぼかし方にもコツがあり、少し間違うとかえって不自然な仕上がりに。次の項目からぼかしについて、詳しく解説していきます!

アイシャドウの境目をぼかす際、指やブラシを使います。ここで気をつけたいのが力加減!まぶたが引っ張られるほどに力を入れてしまうと、ぼかしたい部分の色が消えてしまい、ムラっぽく見える原因に。
また、目周りの皮膚はとてもデリケートで摩擦に弱いです。くすみの原因にもなりますので、そういった意味でも力加減には注意してください。ブラシや指が肌に触れるぐらい、撫でるようなイメージでぼかしましょう。
色が完全に定着してしまい、指やブラシではぼかせない!という時は、綿棒を使うのがおすすめです。無理に力を入れてぼかすより、綿棒で軽く擦るようなイメージでぼかしましょう。

眉においてぼかしはとても重要です。どこをぼかしたらいいかと言うと、眉頭。お顔の中心にくる眉頭が濃くべったり色がついていると、眉の存在感が強くなり垢抜け感もなくなります。
他のパーツでうまくナチュラルメイクが完成したとしても、眉頭が濃いだけでお顔の印象が強くなり、ナチュラルメイクが台無しに。そうならないためにも眉頭のぼかしは必須です。眉頭から3mmほどの範囲にはペンシルもパウダーも使用せず、描いたところから眉頭に向かってスクリューブラシでぼかしましょう。
また、ペンシルで濃く描いた場合、パウダーは使わずペンシルだけでふんわり感を出したいときにもスクリューブラシでぼかすのがおすすめです。そうすることで毛並みがふんわりしたような印象になり、元から美しいと思わせる自然な仕上がりが叶います。ぜひ試してみてくださいね。

アイメイクにおけるぼかしのポイントは「アイシャドウの境目」。一般的にアイシャドウはグラデーションであるのが美しいと言われています。
色や質感はトレンドで変わりますが、グラデーションはトレンドに左右されず常に求められます。
2色以上使う場合は、色と色の境目はブラシや指でぼかしましょう。1色だけを馴染ませた場合でも、皮膚とアイシャドウの境目は必ずぼかしましょう。
今回記事内でご紹介したコスメはこちらです。

ウェイクメイク ソフトシアーマルチパレット 02
コスメデコルテ スキンシャドウ デザイニング パレット 01
力加減に注意すれば、初心者さんでも簡単に綺麗にぼかすことができます。まずはここを意識し、ブラシや指などのツールを使い分けて上級者のような自然なメイクを楽しみましょう!
この記事のライター
コスメコンシェルジュインストラクター
SAKI
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現役美容講師、コスメコンシェルジュインストラクター資格・化粧品成分1級スペシャリスト保持。メイク講師、フリーの美容ライターとして活動しています。アイメイクアイテムを中心にプチプラからデパコスまで幅広い新作コスメレポや、お悩み別メイクアップ方法などさまざまなコスメの魅力をお伝えしていきたいと思います!パーソナルカラーはイエベ(秋寄り)
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