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美容ライターの遠藤幸子です。40代になると肌のハリ不足やたるみ、乾燥などで目元の印象が変わってきます。だからこそ、目元を引き締めるアイライン選びが重要に。今回は、リキッド・ジェル・ペンシルの3種アイライナーを使い分けるコツと、タッチアップ例とともに垢抜けメイクのコツ、おすすめ製品も紹介します。
リキッドアイライナーを使う最大のメリットは、太さの調整がしやすいこと。また、跳ね上げが自然にキマるのもリキッドアイライナーの魅力です。
ノエビア リキッドアイライナー ブラウン(税込価格3,630円)
ウォータープルーフ処方で水・汗・涙・皮脂・こすれに強く、美しいラインが長時間続くリキッドアイライナー。適度なコシのある筆で細いラインから太いラインまで自在に描けます。また、デリケートな目元のことを考え、4種の美容成分が配合されているほか、お湯で落とせるのが◎。
黒ではなくブラウンを選び、ラインは細めにすること。まつげの隙間を埋めるように描けば、ナチュラルな目力が生まれ、洗練された印象に仕上がります。目尻は軽く数ミリだけ伸ばしてフェイドアウトすることで今っぽさを演出しましょう。

ジェルアイライナーは、クッキリとした印象的なラインを描くことも、ぼかしてナチュラルに仕上げることもできるのが最大の魅力。描きやすく、少しブレた時にもすぐ修正すればうまく整えることができます。
キャンメイク クリーミータッチライナー 02 ミディアムブラウン(税込価格715円)
1.5mmの超極細芯で、まつげのすき間を埋めやすいジェルアイライナー。ウォータープルーフ・スマッジプルーフでにじみにくく、一度乾いて密着すればキレイなラインが長時間続きます。また、美容液成分配合で、目元にやさしい描き心地。描きやすさも魅力です。
ジェルの安定感を活かして、上まつげの生え際に細く引くと自然にフレーム効果が出ます。ただし、何度も塗り重ねると、太くなったり、クッキリしすぎたりするので、できれば1度描きで仕上げること。ナチュラルに仕上げたいときやブレたときは、すぐに綿棒で優しくぼかしましょう。下まぶたの目尻には淡く入れて指でぼかすと、柔らかく目元を引き締めて立体的に見せる効果が期待できます。


ヴァレンティノ ビューティ カラーグラフ 02 ブラウン(税込価格6,930円)
ペンシルとブラシが一体化したペンシルアイライナー。アイライナーとしてだけでなく、ぼかしてアイシャドウとしても使えます。そのためクリーミーな描き心地でしっかり発色させることもできます。シマー入りで繊細な輝きをプラスし、上品で立体感のある仕上がりになります。
ラインを描いたら乾く前にブラシで軽くぼかします。目尻は直線的にせず、少し丸みを出すと優しげで女性らしい雰囲気に。よりナチュラルに仕上げたいなら少し太めに描いてからぼかし、アイシャドウの締め色のように仕上げる方法もあります。下のメイクでは、前者の方法でメイクしています。

リキッドではシャープさや洗練さを、ジェルでは安定感を、ペンシルでは柔らかさを。それぞれの特徴を理解して使い分けることで、目元がぐっと垢抜ける可能性があります。
大切なのは濃く描くことではなく、自然になじませること。タッチアップ画像を参考にしていただき、自分に合う仕上がりをイメージして描き、今日からアイライン難民を卒業しましょう。



この記事のライター
アンチエイジングアドバイザー/スキンケアアドバイザー
遠藤幸子
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日本抗加齢医学会正会員、アンチエイジングアドバイザー、スキンケアアドバイザー。 エイジング美容研究家として雑誌やラジオ、企業のインファマーシャルなどに出演するほか、美容ライターとしてコラムの執筆やコスメブランドの広告などの執筆活動を行う。できるだけナチュラルな方法でできるアンチエイジング法を日々模索し、豊富な自己体験を元に日々情報を発信中。
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