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こんにちは!コスメコンシェルジュのコスメ&メイクライター、古賀令奈です。「若々しく見せようとメイクしているつもりが、イメージどおりの仕上がりにならない」とお悩みではありませんか。違和感が出たり、老けて見えたりする原因を突き止めて、理想のメイクに近づけましょう。今回は、40代の方にご注意いただきたいメイクとお直し方法について紹介します。

近年のアイメイクでは、年代を問わず涙袋メイクを取り入れる方が増えています。ナチュラルな涙袋メイクであれば40代の方も抵抗なく楽しみやすいですが、塗り方によっては違和感が感じられる仕上がりになってしまいます。
違和感が出る可能性として考えられるのが、涙袋の影をブラウン系のカラーでしっかりと描いたケースです。影の色が濃すぎて悪目立ちしたり、目元が暗く見えたりして、老けて見える原因につながります。
涙袋の影は、ブラウン系ではなくピンクやレッドなどを使いましょう。血色で影をつくることで自然な陰影になり、目元の明るさも保ちやすくなります。

今回のメイクで使用したアイテムは、RMK「シンクロマティック アイシャドウパレット」05 ディライトフル(税込6,380円)。
フレッシュなピンクで構成されており、青みが苦手な方も使いやすいパレットです。
涙袋部分には以下のような使い方をしました。
① 左上の淡いピンクを下まぶた全体に塗る
② 右上の濃いピンクを、淡いピンクを入れた下の黒目幅に細く入れる
1つのパレット内にある2色を使うだけで、簡単にナチュラルな涙袋メイクが完成します。


大人世代のメイクは、隠す部分が増えてつい濃くなってしまうことが少なくありません。肝斑を隠そうとしてチークが濃くなったり、リップの色が物足りなく感じて鮮やかな色を取り入れたりと、無意識に強い色同士を組み合わせてしまうこともあるでしょう。
チークもリップも主張が強くなると、年齢を感じられやすくなります。発色のいいチークや濃い色のチークを使う場合は、リップの色はナチュラルカラーを選ぶと、簡単にメイクのバランスがとれるでしょう。今回のメイクでは、リップの彩度を落としてバランスを整えました。

このメイクで使用したチークは、デイジードール「パウダー ブラッシュ ルーム」07 ウヌボレピーチ(税込1,650円)。
一見強めのピンクに感じられるかもしれませんが、透け感のあるモーヴピンクなので薄く塗ればナチュラルにも使えます。
重ねれば強めの印象にもできるので、お好みの濃さに調整しやすいアイテムです。


リップは、ディオール「ルージュ ディオール オン ステージ」120 アイコニック ローズ シャイン(税込5,940円)を使用。
ナチュラルに使いやすい王道のピンクベージュで、食事をしても色がきれいに残りやすいも魅力です。

ハイライトを入れる箇所によっても、昔のメイクのような印象になってしまいます。
とくに眉下やCゾーンにパール感の強いハイライトを入れる、顔の横幅が広く見えたり、目周りがギラギラとした印象になったりして、古いメイクに見えやすいでしょう。
近年のメイクでは、目周りに使うハイライトは頬骨の高いところのみに使うのがおすすめです。顔の横幅が強調されることなく、立体感をプラスできます。

使用したハイライトは、ディオール「バックステージ グロウ マキシマイザー パレット」002 フロステッド オパール グロウ(税込6,930円)。
青みがかったカラーで構成された、透明感が際立つマルチパレットです。
今回のメイクでは、右下のブルーを頬骨の高いところに塗布しました。

メイクは少し塗り方を変えるだけで、老けて見えたり若々しく見えたりと、印象がガラリと変わります。今回お伝えしたNGメイクに心当たりのある方は、正解メイクを試してみてくださいね。
この記事のライター
コスメコンシェルジュ
古賀令奈
1991
美容ライター。企業のオウンドメディアでのライティングを経て、JCLA 日本化粧品検定協会 コスメコンシェルジュの資格を取得。コスメ・メイク記事を専門とし、主に「ELLE ONLINE」、「マイナビウーマン」「つやプラ」など女性向けウェブ媒体で執筆。執筆業のほか、美容ライター講師、自身が主催する実践型メイク相談室の運営など幅広く活動している。パーソナルカラーはイエベ秋、顔タイプはフレッシュ。
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