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鏡の中の自分の姿を見て「老けたな。」と思い、頬を斜め上に引っ張ってみたり、顔を膨らませてみたり…。そんな経験はありませんか?
30代にして50代向けの化粧品を勧められるほどの老け肌だった筆者も、かつてそのひとりでした。今では美容医療なしで某化粧品会社の肌診断機で肌年齢マイナス14歳、市販の肌チェッカーでは肌年齢マイナス21歳と診断されるほどの巻き戻しを叶えました。
本テーマ4回目の今回は、オトナサローネライターの遠藤幸子が、続けていると心から老けると感じたやめて良かった美容を3つのうち残り2つを紹介します。
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▶10年前は心から老けていた

老け肌だった頃のことを思い返してみると、生理前にはPMS(月経前症候群)の影響でイライラしやすかったですし、肌悩みを数えて暗い気持ちになることが多かったように思います。心から老けていたと感じています。
けれど、欠点よりも引き立てたらキレイになりそうなパーツに目を向けて、そこからケアしていくことに決めてから、メンタルも印象も変わっていきました。
最初は深く長く刻まれたほうれい線をなんとかしたくて、毎日さまざまなコスメや美容法を試し、ほうれい線の長さを測っていました。ある時からそういった後ろ向きな行動はやめて、チャームポイントだと自分で考えている目元を引き立てる美容にシフトしました。
落ちにくいアイメイクは、やめました。そして、ポイントメイクアップリムーバーは洗浄力がマイルドでうるおいを守りながら落とすものを選び、コットンにヒタヒタに含ませて目元に少し置いてから優しく拭うようにアイメイクを落としてみました。加えて、美白有効成分が配合されたアイケアアイテムを投入しました。
すると、徐々にくすみが晴れていくような印象があり、淡い色のアイシャドウも濁ることなく使えるようになって、目元の印象が好転しました。それからは、小さな成功体験を積み上げるようにして、見た目印象の巻き戻しを目指してきました。
▶やめて心が楽になった美容とは?

年齢の近い周囲の人やSNSで輝いている人を見て、つい自分と比べてしまい、落ち込んだ経験がありませんか?筆者は十数年前の老け肌だったとき、まさにそんな経験をして劣等感を味わっていました。
自分の老化が気になると、隣の芝生は青く見えがち。けれど、冷静に考えてみると、比べているその人はバックグラウンドも考え方も骨格も生活習慣、嗜好なども異なる可能性があります。つまり、比べてもあまり意味がないのです。
また、他人と比べて自分が老けて見えることがひどく気になると、美顔器の使用やマッサージをやりすぎたり、皮膚を引っ張って一時的にたるみをカバーするようなアイテムに手を伸ばしたりすることも。その結果肌悩みを深くしてしまうことがあるので注意しましょう。
とはいえ、目に入ると比べてしまうのが人間。筆者は、そんなときSNSと距離を置いたり、ママ友付き合いをセーブしたりして気持ちを調整しました。
▶これはみんな一度はやりがちなやめて良かった美容とは?

年齢を重ねて増えていく肌悩みに対して、塗る美容液の数を増やす、スペシャルケアの頻度を上げるといった与える美容に走ってしまうことがあります。
けれど、新しいアクションを起こす前に見直してみるべきことがあります。それは、肌悩みの原因となっているNG習慣をやめることや化粧品の使い方を見直すこと。新しい何かを始める前に、それが自分に必要なことなのかよく考えてみましょう。
肌年齢マイナス14歳と診断されるまでスキンケアの方法や生活習慣、インナーケア、ボディメンテナンスなど多角的なケアを行ってきました。今回紹介したようなメンタルに目を留めるアクションは見過ごしがちですが、後になってからとても重要だったと感じています。ぜひ参考にしていただけますと幸いです。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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