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本格的な日差しの強さを感じる日も多くなってきた今日この頃。デイリーのUV対策にも、本腰を入れたいシーズンの到来です。
ところで、ドラッグストアをはじめとして、市場にはたくさんのUVアイテムがあるだけに「私に、合うのはどれ?」が定まらないまま、なんとなく目についたものを使っている40代女性も、決して少なくないはず。
そこで今回は、40代女性の満足度が上がる“UVアイテムの選び方”にまつわるコツをお話します。

ちまたには、ジェルやミルク、スプレーやクリームなどなど、さまざまな形状のUVコスメがあふれています。
UVアイテムを選ぶ際には、とかくSPFやPAにばかり気をとられて選びがちでもあるけれど、それぞれの形状に関する特性を踏まえておくと、さらに満足度が高い使い心地の日焼け止めに出合う可能性が格段に上がります。
一般的には、しっとりした塗り心地を好む人は「ジェル」、よりしっかりめの保護感が好きな人は「ミルク」、とにかく手軽にケアしたい人は「スプレー」が適している傾向に。
メーカーによって、多少塗り心地に違いはありますが、お肌が乾燥気味なときにはジェル、しっかり防御したいときにはミルク、屋外での塗り直しなど手軽さを求めるときにはスプレー……と使い分ける方法も、個人的にはおすすめです。

夏場は汗をかくうえに、プールやビーチなど、水に濡れるイベントも増えるシーズン。
それだけに「とりあえず、ウォータープルーフを買っておけば、出かけるときにも応用がきくし」と、“大は小を兼ねる理論”で、デイリーにもウォータープルーフタイプを愛用する女性も少なくありません。
しかし40代の肌は、体調や気候によって想定外の“揺らぎ”が生じるケースも少なくないだけに、この選択こそが「日焼け止めを塗ると、肌荒れする」「UVアイテムを塗ると、肌が重く感じる」などのちょっとした不満につながっていることも。
一般的に、ウォータープルーフタイプのUVアイテムは、そうではないものと比べると、“落ちにくさ”を追従するために、使用感が重くなりがちなうえに、どうしてもお肌への負担も大きくなりやすいもの。
水に濡れても落ちない心強さはあるけれど、水遊びをしたり大汗をかいたりする予定のないときには、やや重すぎる塗り心地も否めません。
お肌のことを思うなら、ウォータープルーフは必要に応じて取り入れるのも、40代のUVケア満足度を上げるコツにつながります。
顔とボディそれぞれの相性の選び方とは? 次ページ

昨今のUVアイテムは、顔からボディまで全身に使える仕様も少なくないけれど、顔はファンデーションやメイクアップコスメとの相性もあるだけに、できればボディとは別々に相性をチェックしたいところ。
もちろん、顔もボディも同じUVアイテムで満足度が高い場合は問題ないけれど「カラダはいいけど、顔は、日焼け止めのせいでメイク崩れを招いているような……」という場合には、面倒がらずに別々のUVアイテムを使ったほうが、当然ながら満足度は上がります。
些細なコツではあるけれど、顔とボディでは汗のかきかたも異なる人が多いですし、メイクの有無もあるだけに、納得できる使用感のUVアイテムは同じであるとは限らないのも、ありがちなお話なのです。
「暑くなってくると、いつも惰性で日焼け止めを使ってる」という40代女性も、実は珍しくありません。
しかし、毎日使うものだからこそ「使い心地」や「塗ったあとの肌感」にこだわって選ぶと、満足度の高い肌づくりに一役買ってくれるのは、言わずもがな。

ちなみに参考までにご紹介しますと、私は今、顔には『ビオレUV アクアリッチウォータリーエッセンス』、ボディには『ビオレUVアスリズムエッセンス』を愛用中。
顔は、メイクを邪魔しないようできるだけ白残りせず、なめらかな塗り心地にこだわって、ボディは、さっと伸ばせるのに重くない使用感が好きで選びました。
SPFやPAも大切だけれど、オフィスワークならば通勤中にはSPFは35もあれば十分とも言われています。
不快感を抑えつつ、軽やかなUVケアを意識するならば、40代はぜひ塗り心地に重点をおいて選んでみて。
(※筆者注:掲載している画像は筆者の私物です。文中の効果は、筆者の個人的な感想です。)
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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