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気温が上がってくると、メイクのアップデートを図りたくなる女性も少なくないはず。
大胆なイメチェンまではせずとも、デイリーメイクの方法を変えてみたり使うアイテムに変化を取り入れてみたり……といった、プチイメチェンを楽しんでいる女性も多いと思います。
ところが、メイクのアップデートをしたばかりに「え? なんだか暑くるしいし、オバサンっぽい……」なんて事態になってしまえば、残念すぎる!
時短美容家である私、並木まきが初夏の今、暑くるしさからの「オバサンっぽい」を招きがちなNGアイシャドウをお話します。

ダークな発色のアイシャドウは、40代の目もとにいい意味でのインパクトを与えてくれ、くぼみやくすみを目立たなくしてくれる助っ人的存在。
しかし、目のまわりの加齢をフォローしたいから……と、まぶたにべったりと濃い色のアイシャドウを塗ってしまえば、初夏の今は「暑くるしい……」な印象も招きがちです。
また、濃いめのアイシャドウそのものが、厚化粧に見えるリスクも高く、40代という年代とあいまってオバサンっぽさを醸し出すトリガーにも……。
ダークなシャドウは、幅広に塗るほどに、ギョッとされるリスクも高まると心得て正解です。

年齢を重ねると、目もとの加齢が気になり、ぼやけた印象を回避すべく、アイラインを駆使する女性も少なくありません。
そしてブラックのアイラインは、描くだけできりっとした目もとを演出してくれるので、加齢が気になっている女性ほど、愛用したくなるコスメでもあります。
しかし下まぶたにもぐるりとアイラインを描く習慣があると、アイシャドウとの相乗効果により、かなりケバい印象にも見えがち。
仮に、アイシャドウを寒色系にするなど、季節感を意識しているつもりでも、アイラインのせいで暑くるしい目もとになりやすいのです。
「トレンドの色だから」「好きな色だから」と多色ばかり使うと……。 次ページ

昨今は、アイシャドウのトレンドカラーも幅があり、好みに合わせて自在な色づかいを楽しむアイメイクも人気です。
ワンカラーで仕上げるよりも、何色かの色を組み合わせてメイクした目もとは、初夏らしい季節感を出すのにもひと役買ってくれるのは、間違いありません。
しかし、色のバランスを考慮せずに「トレンドの色だから」「好きな色だから」と、やたらな多色づかいをしてしまうのは、ちょっと危険。
どんなに流行のカラーであっても、色とりどりに彩られた40代の目もとは、“やりすぎ”なイメージからの暑くるしさや、オバサンっぽさを醸し出す原因にもなりかねないのです。
ファッションとのバランスにもよるものの、カラフルすぎる印象を与えないためには、使う色の数よりも、ぱっと見の印象が勝負。トゥーマッチにならないよう、コントラストが強すぎる配色は避けたり、メインカラーを決めたら同系色でまとめるなどの工夫がベターです。
初夏には、初夏らしいメイクを楽しみたい40代も多いですよね。
自分では「今の時期にぴったり」のつもりでも、周囲から残念な印象を抱かれていたら、ガッカリです。
メイクは究極の自己満足だけに、どう思われようが関係ない! と、好きなメイクに徹するのも個人的には嫌いではありません。
しかしオバサンイメージを避けたい日には、こんなアイシャドウには、気をつけておくに越したことはないかもです。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
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