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フードコーディネーター・スパイス香辛料アドバイザーの笠原知子です。作り置きしておくと何かと便利な調味料「ねぎ塩だれ」。ねぎの香りとごまの風味が食欲をそそります。材料は身近なものばかりで手軽に作れます。肉や魚、野菜にご飯、いろいろな食材と相性がよく、のせるだけで味のアクセントになりますし、炒め物などの調味料としても重宝します。今回は、疲労回復や風邪予防にも役立つ長ねぎをたっぷり使ったねぎ塩だれの作り方と、おいしい使い方をご紹介したいと思います。


長ねぎ 1本(80g使用)
ごま油 大さじ3
すりごま 大さじ1
おろしにんにく 小さじ1/2
鶏ガラスープの素 小さじ1
塩 小さじ3/4
酢 大さじ1/2
砂糖 ひとつまみ
黒胡椒 適量

① 長ねぎはみじん切りにする。

② 材料を合わせて混ぜる。すこしおくと味がなじみます。

冷蔵庫に入れて、一週間近く日持ちします。ねぎ塩だれは、肉や魚、野菜やご飯など、いろいろな食材に合います。

鶏むね肉の蒸し鶏、プラスねぎ塩だれ。あっさりとした味の鶏むね肉も食べ応えのある一品になります。
鶏むね肉 1枚(250g)
生姜 1片
長ねぎの青い部分 1本分
A)塩 小さじ1/4
A)砂糖 小さじ1/4
A)日本酒 小さじ1
ねぎ塩だれ 適量

① 鶏むね肉は、皮の方からフォークで何度か刺し、厚い部分に包丁を入れて観音開きにして厚さを均一にする。
② Aの調味料を揉み込み、常温で20分位おいておく。

③ フライパンに水1カップを入れて火にかけ、沸騰したらAの調味料と鶏むね肉を入れ、ふたをする。
④ 再沸騰したら、弱火にして3分火にかけ、裏返してさらに3分加熱し、ふたをしたまま冷ます。
⑤ 鶏むね肉を取り出し、食べやすく切って盛り付け、ねぎ塩だれをかける。
鶏むね肉は、余熱も使って火を通します。しっとり柔らかく仕上がります。もし火が通っていなければ、追加で加熱してください。
鶏肉を茹でた汁はおいしいので、捨てずにスープなどに使ってください。

鶏肉だけでなく、ねぎ塩だれは豚肉とも相性抜群!焼き肉用の肉を焼いたら、ねぎ塩だれをかけるだけで、ご飯の進む一品になります。肉はロースでもばら肉でも、お好みの部位で。
豚肉(焼き肉用) 200g
塩 適量
サラダ油 小さじ1
付け合わせの野菜(もやしなど) 適量
ねぎ塩だれ 適量
① 豚肉は塩を少々振って下味をつけておく。
② フライパンにサラダ油を熱し、豚肉の両面をこんがりと焼き色がつくまで焼く。
③ 付け合わせの野菜と一緒に皿に盛り付け、ねぎ塩だれをかける。

ねぎ塩だれは肉だけでなく、野菜とも相性抜群!茹でたもやしを和えたり、冷やしトマトにのせたり、アボカドとも相性抜群です。

たたいたきゅうりと和えれば、あっという間に一品完成。冷奴の薬味につかってもおいしいです。

卵かけご飯に加えてアクセントにも。
作り置きしておけば、いろいろな料理に使えて重宝するねぎ塩だれ。調味料として使えば時短にもなり、食卓で使えば、味の変化も楽しめます。
便利でおいしいねぎ塩だれ、ぜひ作ってみて下さい。
この記事のライター
フードコーディネーター/スパイス香辛料アドバイザー
笠原知子
6906
企業様向けのレシピ開発、調理支援、料理写真撮影、料理教室などを行っています。2021年5月~2022年4月、2022年11~2024年4月まで、シェアショップで、スパイスカレーを提供。(スパイス食堂Blue Leaf)
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