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ビネガー発酵料理研究家のいわまあきこです。皆さんはお酢をお料理に使いますか?買ってもなかなか減らなくて、お困りの方も多いと聞きます。今回は何度でも使いたくなる、そして使い切れるお酢の選び方と、鉄板レシピをご紹介します。
日本にはたくさんの種類のお酢がありますので、選べと言われても迷ってしまいますよね。
私がオススメするのは「りんご酢」または「アップルビネガー」。
適度な甘みがあって、酸味がきつすぎないものが多いので、幅広いお料理に使えます。また余ったときはドリンクとして活用できます。
美味しいお酢の見分け方は、原材料を見ること。
きちんと「りんご」本体が使われているか、それとも「りんご果汁」なのか。有機栽培を冠しているか、そうでないのか。
また同じ有機でも、近年は製造コストを抑えるため海外のオーガニックアップルを使用しているものもあります。
海外のものはオーガニックでありながら、防腐剤など余計なものが入っている場合もありますので、オススメはもちろん、国産有機栽培りんご使用のお酢。
好みの産地を選んでもいいかもしれませんね。
にんじん…1本(約120g)
塩…小さじ1/3
りんご酢…大さじ2
オリーブオイル…大さじ1
① にんじんの皮を剥き、千切りにする。※苦手な方は、千切りピーラーを使うといいですよ。
② 切り終わったにんじんと塩をポリ袋に入れて揉み込み、10分ほど置く。
③ ①の水気を切って保存容器に入れ、りんご酢とオリーブオイルを投入。
④ 1時間からお好みのなじみ具合で、召し上がれ。※保存期間は3〜4日です。
作ったキャロットラペにちょい足しをすると、飽きずに朝昼晩のごはんに活用ができます。
皮を剥き、カットしたオレンジを混ぜ合わせてそのままサラダに。
汁気を切って、ディジョンマスタードまたはブラックペッパーを混ぜ、お好みの具を挟んだサンドイッチにプラス。
キャロットラペに、砕いたローストくるみを混ぜる。
にんじんは粘膜や皮膚の健康維持や呼吸器を守る働きがあり、りんご酢には疲れを取ったり脂肪をつきにくくする効果があります。
今の時期にぴったりなキャロットラペ。好きなりんご酢で作ってアレンジしてみてください。りんご酢が余ったら、はちみつと炭酸で割って飲んでも美味しいですよ。
ぜひ作ってみてくださいね!
この記事のライター
ビネガー・発酵料理研究家、発酵食品ソムリエ
いわまあきこ
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人気料理研究家さんのレシピをお伝えする講師に応募・合格。世界の家庭料理を紹介する中で、酸味を活かしたレシピに興味がわき、お酢の世界に魅了されました。現在は、ビネガー・発酵料理研究家そして発酵食品ソムリエとして活動中。お酢とお酢料理の研究をしながら、「美味しく毎日できる料理で知らずに元気に美しく」をテーマに料理教室と日本各地のお酢で巡る「全国お酢旅」を開催しています。
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