/

今回は、ヘアオイルの正しい使い方について教わります。後編です。
<<前ページ:まずはおさらい!水が「髪の敵」であるこれだけの理由

星「水と反発… なるほど、そこでオイルなんですね!」
篠原さん「はい。昔の人は椿油をつけていましたよね。電子顕微鏡がない時代でも、感覚的に油をつけることが良いと知っていたんですね」
▶オイルを使って髪を水分から守るって、どういうしくみなの?

篠原さん「身近なドレッシングを使って説明しましょう。ドレッシングを振って混ぜても、時間がたつと分離しますよね。これは分子の性質が関係することなんです」

篠原さん「水の分子も油の分子も引き合う性質があります。水は水と、油は油と引き合うのです」
星「水の表面張力も、その性質のおかげなんですよね…。引き合うから水がいっぱいになってもこぼれない」

篠原さん「その引き合う力が、油よりも水の分子の方が力が強いんです。引き合う力が同じだと混ざる性質があります」
▶原理を知ったら、あとはカンタン。パサパサな髪、うねる髪、広がる髪にさようなら!

篠原さん「なので、オイルと水は混ざりません。髪を水分から守るヒントはここにあります…。ヘアケアの最大の敵である『水分』をオイルが弾いてくれるんです」
星「なるほど!! パサパサな髪から…うねる髪から…広がる髪から、守ってくれるのが…」
篠原さん「ババババーーーン!そう!『オイル』なんです!」
星「じゃあ、濡れた髪にオイル塗ってたのは間違いだったんですね」
篠原さん「そうです。オイルは、乾いた髪に塗りましょう!」
星「今日からそうします! ありがとうございました!」
日本髪型研究所では、この他にもたくさんのメソッドをご紹介。
この記事のライター
OTONA SALONE|オトナサローネ
1151
女の欲望は おいしく。賢く。美しく。OTONA SALONE(オトナサローネ)は、アラフォー以上の自立した女性を応援するメディアです。精神的にも、そして経済的にも自立した、大人の女のホンネとリアルが満載。力強く人生を愉しむため、わがままな欲望にささる情報をお届けします。[提供:主婦の友社]
ビューティの人気ランキング
新着
公式アカウント